移動平均線のパーフェクトオーダーを自動表示するインジケーター　〜MA_PerfectOrder〜

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FXや株式投資をする人の間でもっともポピュラーなテクニカル指標が”移動平均線”（Moving Average）です。

移動平均線とは、指定した期間の平均値をつなぎ合わせて線にしたものです。

平均値の計算の仕方は様々ですが、ようは5本の平均線ならローソク足5本分の平均、20本の平均線ならローソク足20本分の平均のように考えればだいたい合ってます。

移動平均線の使い方としては、

①現在の価格が一定期間の平均値よりも高い位置にあるか、やすい位置にあるか。

②現在の価格推移が上昇トレンドなのか、下降トレンドなのか。

というポイントを見る場合によく使われます。

その他、ゴールデンクロス やデッドクロス、抵抗線の役割など移動平均線を様々な手法の目安として使うことが多いですが、基本的には相場のトレンドを見ることが多いと思われます。

その中でも、複数の移動平均線を見て、短期から中長期のトレンドまで見るのが一般的です。

例えば、MA5（5本分の移動平均線）を短期線、MA13を中期線、MA21を長期戦とした場合、

「全部の移動平均線が上を向いているから上昇トレンドだな」とか、

「MA5とMA13は上を向いているけど、MA21は下を向いているから、短期的には上昇トレンドだけど、長期で見るとまだ下降トレンド中なんだな」

といった見方ができるようになります。

そういった移動平均線でのトレンドの見方を利用したものにパーフェクトオーダーというものがあります。

パーフェクトオーダーとは

パーフェクトオーダーとは、短期線から中、長期線まで複数の移動平均線が短い方から順番にならび、かつ、同じ方向を向いている状態を言います。

例えばMA5、MA10、MA30を表示させていた場合、

上から順にMA5、MA10、MA30の順番に並んでいて全ての移動平均線が上を向いていれば上昇トレンド側にパーフェクトオーダー。

逆に、下から順にMAが順番に並んでいて全ての移動平均線が下を向いていれば下降トレンド側にパーフェクトオーダーとなります。

これは、長期移動平均線で見ても、中期移動平均線で見ても、短期移動平均線で見ても同じ方向にトレンドが発生していて、トレンドが強く現れているということを意味します。

なので、トレンドフォローによるエントリー時に重要な指標として活用されています。

どの時間足でどの移動平均線を使うかは人それぞれですが、

トレンドフォローによる順張りのトレードにおいてパーフェクトオーダーの考えは非常に大切です。

そんなパーフェクトオーダー時にチャート上に自動でボックスを描画するインジケーターが今回ご紹介するMA_PerfectOrderです。

MA_PerfectOrderの使い方

MA_PerfectOrderは非常にシンプルなインジケーターです。

1本から最大5本までの移動平均線を設定し、指定した移動平均線がパーフェクトオーダー状態になった場合に、チャートのローソク足上に色付きのボックスを描画します。

↓こんな感じです

※MA_PerfectOrderはEAではなくインジケーターです。

設置するフォルダは データフォルダ > MQL4 > Indicators です。 

MT4のデータフォルダにMA_PerfectOrderのファイルを設置したら、

EAと同じように設置したいチャートにドラッグするだけです。

※わからない場合は「MT4 インジケーター 設置」等でググってみてください。

インジケーターをチャートに適用させるとインジケーターの表示で下記のような設定画面が出ます。

パラメーターの各所を入力すると、チャートにMAとパーフェクトオーダー時のボックスが描画されます。

【パラメーターの設定】

◼️use MAs

MAを使用する本数を設定します。2本〜5本で設定できます。

※1本の場合何も表示されません。

◼️MA#1 period

1本目のMAの期間を設定します。MA5なら5、MA20なら20のように数字で入力します。

◼️MA#1 method

1本目のMAの種類を入力します。

・Simple・・・SMA（Simple Moving Average・単純移動平均線）

・Exponential・・・EMA（Expornential Moving Average・指数移動平均線）

・Smoothed・・・SMMA（Smoothed Moving Average・平滑移動平均線）

・Linear weighted・・・LWMA（Linear Weighted Moving Average・線形加重移動平均線）

◼️MA#1

1本目のMAの色を設定します。

MA#2〜MA#5までも同様に設定します。

◼️Up

上方向のパーフェクトオーダー時のボックスの色を指定します。

◼️Dn

下方向のパーフェクトオーダー時のボックスの色を指定します。

インジケーターの設定を変える場合は

チャートを右クリックして”表示中のインジケーター（L) からMA_PerfectOrderを選べば随時変更が可能です。

MA_PerfectOrderのお申込み

MA_PerfectOrderのお申し込みは、下記のEAのお申し込み方法に沿って準備をした後、お申し込みフォームにて申請をお願いします。

※EAのお申し込みには当サイトのリンクからXMの口座開設が必要です。

>>EAのお申し込み方法

【MA_PerfectOrderのお申し込み】